バレルサウナに使用する6種類の生薬
- 穂のボディサロン
- 2023年4月2日
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更新日:2023年4月2日
本日は、バレルサウナで使用する6種類の生薬についてご紹介いたします。バレルサウナ内に送り出される生薬ミスト(蒸気)は、6種類の配合された生薬を煮立たせてミスト(蒸気)として送りだしています。
〈バレルサウナで使用する6種類の生薬〉

女性には嬉しい効果ばかりのよもぎ。よもぎは、キク科ヨモギ属の多年草で、全国各地の野原や河川の土手などに自生しています。ハーブの女王としても有名で、よもぎ餅(草餅)の緑の材料としても知られています。浄血・増血作用、デトックス作用、腸内環境の改善、便秘の解消、美容効果、コレステロール値の改善、貧血の予防、胃の健康維持、体を温める効果リラックス・安眠効果があります。

防已(ぼうい)はツヅラフジ科のオオツヅラフジのつる性の茎や根茎を乾燥したものです。水分代謝促進、鎮痛などの効能があり、浮腫(むくみ)や関節水腫、関節痛、腫れ物などに用いられています。

陳皮(ちんぴ)は、ミカン科のウンシュウミカンなどの成熟した果皮を乾燥したものです。健胃、去痰、理気の効能があり、消化不良、食欲不振などの胃部不快感を取り除くのに用いられています。

香附子(こうぶし)はカヤツリグサ科のハマスゲの根茎を乾燥したものです。理気(気のめぐりを良くする)、疏肝、調経、止痛の効能があり、気のふさがりやイライラ、腹痛、月経異常などに用いられます。

紅花(こうか)は、キク科のベニバナの花を乾燥したものです。活血、通経、止痛の効能があり、月経異常や腹部のしこり、打撲傷、瘀血などに用いられます。ベニバナの色素は、着色料や口紅の原料に使用されます。また、ベニバナの種子からとる油はサフラワー油です。

甘草(かんぞう)は、マメ科のウラルカンゾウやスペインカンゾウの根などを乾燥したものです。健胃、鎮痛、鎮痙、去痰などの効能があり、腹痛、下痢、動悸、腫れ物などに用いられています。また、カンゾウは数多くの漢方処方に配合され、他の薬物の効能を高めたり、毒性を緩和する効果があります。
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